いけばなの基本 池坊いけ花の楽しさ 2021.04.09 池坊いけ花には、三つの花形があります。自由花、生花、立花です。 まずお稽古始めに生ける自由花、作品は横長の花器に若松の美しさを生けました 次に生花、作品は燕子花(かきつばた)、水穂の国日本では古より全土に繁茂していた由、江戸時代専定宗匠の教えを伝承し、秋の燕子花をシンプルに生けています。 三つめは立花、作品は当代専永宗匠によって発表された立花新風体です。庭の100年の松が枯れたのを惜しみ、その小枝に松葉を付け命あるものとしました。上段のアレカヤシは今日を吹き渡る風をイメージし、連綿と続く時の流れを生けたものです。 池坊穴井水苑いけ花教室を詳しく見る