いけばなの基本
2022.12.11
花展に参加するという意義を再考してみる。
12月10日、11日御茶ノ水の池坊東京会館にて参加条件が池坊門弟の男子としたクセの強い花展が開催。私の教室からも1人参加しました。
華道を嗜む人口は圧倒的に女性が多いのですが、東京の男花展は年々参加者が増えているように思います。私の生徒さんも展覧会への初出瓶(いけばなの展覧会への参加を出瓶シュッペイと言います)が昨年の男花展で、その後池坊の本部展へ出瓶し今回が3回目の出瓶となります。どの様なスタイルでいけるか、何を主題にするか、どの様に構成するかなどアドバイスを受けながら自分で全て決めて行き、練習を重ね本番に挑みます。
普段のお稽古と違い、色々な事を自ら考え納得行くまで考えこだわる事で自分の作品への愛情も出て作品に対する責任の様な物も感じられます。作品を出瓶する度に成長が感じられます。
出瓶者同士のコミュニケーションも花展へ参加する事の意義になると思います。特に私の教室のように小さな教室ではあまり多くの方と花についてお話しする機会もありませんので、世界が広がるのかなと感じます。
無事作品を仕上げて展示です。今回の花展でもまた1つ成長してくれたんじゃないかと思います。
男花展 池坊東京会館@御茶の水 12月11日まで入場無料
お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
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菅 文子池坊いけばな教室
火曜、木曜、第二第四土曜
13:00-17:30
体験クラスも受け付けております、お気軽にお問い合わせ下さい。
dimebag.sugechan@gmail.com
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