いけばなの基本
2021.04.30
前回同様、社中展ではいけばなを通して、様々な文化や分野とコラボレーションし、より世界を広げながら発信したいという思いがあります。
それで、今回のミニいけばな展では、いけばな作品とともにキルト(パッチワーク)作品を展示しました。
前回の開催では、いけばなと共に、とても力強い書を書く生徒(堤豊宏氏)がたまたま社中にいましたので、彼の書の作品とともに展示し、とても好評でした。
ということもあり、今回もいけばなと共に何か一緒に展示できたらいいなと思いながら、なかなかいいアイデアが思い浮かばなくて困っていました。そんな折に、たまたまいけばなを習いに来ていた方がキルトも習っていて、同じ町内に日浦先生というキルトの先生がいらっしゃる筈ですよ、と教えて下さったのが、始まりでした。ただ、キルトについては全く無知な私でしたので、いけばなと合うのかなぁ~とかなり半信半疑でしたが、せっかくだから、意外性のあるコラボレーションの方がきっと面白いのでは⁉と思い、日浦先生をご紹介いただき、日浦先生にお会いすることができました。
お会いしてみると、狭い町内ですので、どうもうちの父とは面識があるということもあり、企画のお話しさせていただいたら、快くご賛同下さり、トントンと貴重な日浦先生のキルト作品をお借りすることになりました。
それで、様々な作品がある中で、今回のいけばな作品とマッチしそうなキルト作品を9点をお借りし、一緒に展示させて頂きました。
正直、いけばな作品が豪華なキルト作品に負けてしまうのではないかという、という心配の声もありましたが、見事にコラボできたと思っております。
これも、ひとえにキルト作家の日浦南海子先生をはじめ、頑張っていけばな作品を制作して下さった出瓶者のみんなのおかげですね。
ありがとうございました。