おうちでいけばな
2022.12.14
展示が「外」ということで風雨に耐えるものでなくては、と頭を悩ませていたところ、Saitoさんが早々に提案してくれたのは「白い鉢」鉢なので外での使用は問題なし、地模様が上品でイギリス館の雰囲気にとても合っているものでした。
鉢を念頭に考えを巡らせる日々・・・
本物のアートから何かヒントが貰えたら、と今夏に訪れた箱根のラリック美術館を思い起こしたり、友人から直島の写真を見せて貰って話を聞いたり、ルートヴィヒ美術館展で沢山の作品を観たり・・・
また、何か利用できるものは無いかとヨネヤマプランテーションではガーデニング用品、IKEAでは雑貨を見たり、と思いつくところへ足を運びました。しかし、これというものには出会わず。
諦めて自宅の華道具類を納めた棚に目を向けてみると、袋に保管していた「シルバーミラー」を発見。以前に自由花の夏季講習で購入したものは、長年丸められていて、きれいな筒状に変形していました。沢山並べたらインパクトのある作品に、そして、何より映えるはず、と確信。Saitoさんも一度使って見たかった材料だったとのこと、主材がようやく決まりました。
始めは立ててみて・・・
ミラーの特性は映ること。
ところが、筒状のミラーは思いの外、映らず・・・映るのは直ぐ近くにある物のみ。
LEDライトをつけてみてもそれは変わる訳はなく、また、幾つか立て並べるとすると壁になり風に倒されてしまう心配も・・・それに何より寒い季節にシルバーの冷たい印象が気になるところでした・・・
シルバーミラーの使い方は要検討、次回までの宿題です。(2022/10/10)