2020.12.09
生け花のお稽古に通いたい!と思ったときに気になるのは、必要な道具や費用ですよね。
「お稽古は着物で通わないといけない?」「月謝や花の費用はどのくらいかかる?」「始める前に準備しておくべきものは?」など。
今回はこれから生け花を習う人が知っておきたいお稽古の道具や費用について紹介していきます。
生け花の費用はどれくらいかかる?必要な道具や花代について知ろう!
生け花の費用として必要なのは、お稽古の月謝だけではなく、事前に準備する道具の費用や、花代があります。
生け花を習う費用は?
生け花のお稽古の費用は教室によって差があります。
これは、お稽古の内容や時間、回数が教室によって異なるからです。
月に4回、2回などの回数が決まっていて、月謝という形で費用がかかる教室もあれば、参加した回数分だけお稽古代がかかる教室もあります。
無理なく生け花のお稽古を続けるためにも、費用面と相談しながら自分に合った教室を探すことが大切です。
費用面が心配な人は、体験レッスンなどに参加して、習い始める前に先生に聞いてみましょう。
体験レッスンでは実際のお稽古の様子を見たり先生とお話したりしながら自分に合っている教室なのかどうかを見極めることができますね。
最初に揃えたい3つの道具
生け花では使用する道具の数は多くありませんが、基本的な道具を知っておくと安心ですよね。
初めての場合は次の3つを準備しておくと安心です。
- 花ばさみ
- 花器(かき)
- 花留(はなどめ)※剣山など
生け花を始めるときには、花や草木を切るための専用のはさみ、そして花を生けるための器、花器に花を固定するための花留が必要です。
これらの道具はどこの教室にも置かれているので、体験レッスンでは教室にあるものを借りることもができます。
お稽古を習い始めると、花器と花留は教室のものを使用し、花ばさみは持参するところもありますので、体験レッスンで道具は必要なのか先生に事前に聞いてみましょう。
ただし、やっぱり自分の道具を持っている方が愛着が沸いて上達も早くなるものです。
自分の道具を選びたいという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
これだけあればOK!生け花を習う時に最低限揃えたい道具まとめ
花は自分で用意しないとダメ?
お稽古で使う花や草木は、習う人のレベルに合わせて先生が用意してくれる教室がほとんどです。
そのため、お稽古の費用として月謝とは別に花代がかかる教室もあります。
季節によって花の価格が異なったり、地域によって差がありますが、月謝代とは別に1,000円〜3,000円必要になる場合があります。
また、ある程度の経験を積んでスキルアップすれば生ける花を自分で選んで持参することも可能です。
初めての場合は、先生が選んでくださった季節の花との出会いを楽しんでみましょう。
生け花のお稽古には着物で参加しないとダメ?
花を生けるときの服装は基本的に自由です。
もちろん、着物を着ている先生や生徒さんがいらっしゃる場合も稀にありますが、ほとんどの方が洋服で気軽に生け花を習っています。
ストレスなく生け花を楽しむことができる服装でお稽古に参加しましょう。
まずは体験から気軽に始めてみよう!
どんな道具が良いのか迷ってしまう人や実際にかかる費用が気になる人は、まずは体験レッスンに参加してみましょう。
池坊の体験レッスンは生け花のことを全然知らないという人も大歓迎です。