2022.04.15
春は卒業や入学のシーズンで花束をもらう機会も多い季節。贈り物として花束をいただくと嬉しいですね。
せっかく頂いた花束ですから、贈っていただいた方たちの気持ちと合わせて大切に、できるだけ長く楽しみたいものです。
今回は花束を長持ちさせるコツをご紹介。ご自宅に花瓶がなく花を飾るのが難しいという方向けのアレンジ方法もご紹介します。
花束を長持ちさせるには?すぐできる簡単お手入れ
花束は、そのままの状態で置いておくと数日でしおれてきます。たくさん花が入っていますので、水が足りなくなったり、花同士で蒸れてしまうことがあります。
長持ちさせたい場合は、まずは花瓶に生ける前にお手入れしましょう。
ラッピング類をはずして水切りを
花束のラッピングや飾りはすべて外してからお手入れを行います。
まずは花束にどんな花が入っているのか確認です。この時、傷んでしまっている花や葉は取り除きましょう。茎がヌルヌルしている場合もあります。雑菌が繁殖しないよう、茎の部分は一度水で洗い流すとよいでしょう。
花を水の中に入れながら、茎の部分を斜めにカットして水切りを行います。斜めにカットすることで水を吸い上げる面が広くなるので、長持ちしやすくなります。
余分な枝や葉は切り落としてOK!
花瓶に入れたときに不要な枝が葉があるときには切ってしまいましょう。特に、花瓶に入れたときに水に浸かってしまう部分の葉は必ず切り落とします。
葉が水に浸かってしまうと葉が傷み、水が腐りやすくなるので、この一工夫で長持ちします。
水替えは毎日行う
飾ったらそのまま放置ではなく、毎日お水の交換をしましょう。
時間の経過とともに水の中に雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
お花が清潔な水を吸い上げて長持ちするよう、一日一回を目安に水替えをしましょう。
花瓶がなくても大丈夫!花束を簡単に飾るアレンジ方法
ご自宅に花瓶がなくて、せっかくの花束を飾ることができないという方は、ご自身でアレンジしてみましょう。
今回はおすすめの花束アレンジをご紹介致します。
グラスやボトルを花瓶変わりに!
花瓶の代わりとしてご自宅にあるグラスやボトルなどが使用できます。
入れるグラスが小さい場合は、飾る花の枝や葉をカットして短くしてみましょう。
ドライフラワーで長く楽しむ
長く残したい、長期間楽しみたいという場合は、乾燥させてドライフラワーにアレンジするのもおすすめです。
花を何本か輪ゴムや紐で留めて、花が下側になるように吊るして自然乾燥させます。
1週間〜2週間程度で乾燥してドライフラワーの完成です。
ドライフラワーにすれば、水を使いづらい場所に飾ったり、人気のスワッグとして壁に掛けたりすることもできますよ。
ただし、鮮やかな色は褪せてしまったり、水分の多い花は乾燥に時間がかかるので要注意です。
押し花にする
花びらを美しく残したい場合は、押し花にするのも手段のひとつ。押し花は、新聞紙・キッチンペーパー・重しになるものがあれば簡単に作ることができます。
新聞紙の上にキッチンペーパーを置き、その上に押し花にしたい花を並べます。その上にキッチンペーパー、新聞の順に重ねて上から重しを置きます。2〜3日おきに新聞紙を変えると仕上がりがきれいになります。
こちらも1週間〜2週間程度で完成します。
押し花は、小さく切ったクリアファイルに挟めば本の栞にできますし、フォトフレームや額縁に飾ってもきれいです。レジン液で固めてピアスなどの小物にするのも楽しいですね。
花束はアレンジ次第で美しく長持ち!
今回は頂き物の花束を長持ちさせる方法をご紹介しました。
花束もちょっとした手間や工夫次第でいろいろと楽しむことができます。
目に入るところに飾っておけば嬉しい気持ちを何度も思い出せますね。