2021.02.16
生け花は専用の道具を揃えたり、お稽古に通わなくても、お家でもできることをご存知ですか?
生け花には詳しくないけど興味はある方など、初めてさんでも生けることができます。
今回は、お家にある身近なものを使った手軽な生け花の方法を2つご紹介します。
お家でできる簡単生け花その1〜ペットボトル編〜
生け花といえば花や草木を固定する剣山が必須だと思っている人も多いですが、剣山はお家にある身近なもので代用できます。
まずは剣山の代わりにペットボトルを使って簡単に生け花をする方法をご紹介します。
用意するもの
- 500mlのペットボトル
- 季節の花や草木2〜3種類
- ハサミ
- ワイングラスまたはコップなど
- 水
必要なのはたったこれだけ!
ペットボトルは空にしてよく洗っておきましょう。
グラスやコップなど透明の器を使う場合は、茎がスッキリしとたお花を選ぶのがおすすめです。
花の色や大きさが違うものを用意しましょう。
簡単生け花の手順
1.ハサミを使ってペットボトルをらせん状にカットします。
幅は1cm〜1.5cmを目安にしてください。
2.切ったペットボトルを丸めて、ワイングラスやコップに入れます。
詰めるように押し込むのではなく、ふんわりと入れておきましょう。
3.ペットボトルを剣山の代わりにして、花や草木を生けます。
垂直だけではなく、ナナメからも花を挿すと空間に広がりが出て美しくなりますよ。
4.ワイングラスやコップに水を入れたら完成です。
ペットボトルは透明なので、グラスなどの中が見える容器を使った生け花にぴったりです!
お水を入れると、ペットボトルがキラキラ反射して綺麗ですよ。
とても簡単にできるので、ちょうどよい器が無いときや、インテリアコーディネートにプラスしたいときにぜひ実践してみてください。
こちらの簡単生け花の方法は動画でもご紹介しています。
おうちでできる簡単生け花その2〜マグカップ編〜
一目惚れしたり、お土産でもらったりと、いつの間にかおうちの中にマグカップがたくさんあるという人も多いのではないでしょうか?
食器棚の中に入れっぱなしはもったいないですよね。
実はマグカップを使った簡単な生け花の方法もあるんです!
お気に入りのマグカップで生け花を楽しんでみてください。
用意するもの
- マグカップ
- キッチンスポンジ
- 季節の花や草木3〜4種類
- カッター
- 水
- (花ばさみ)
スポンジは100円均一などで手に入るものでOKです!
花ばさみがない場合はキッチンバサミでも代用ができますので、道具をお持ちでない初めてさんも大丈夫です。
簡単生け花の手順
1.カッターを使って、キッチンスポンジをマグカップの大きさに合わせてカットします。
マグカップに立てて入れたときに少しきつめになるぐらいの大きさにしましょう。
※カッターを使用する際はご注意ください。
2.カットしたスポンジをマグカップに入れます。
3.マグカップを真上から見た面のスポンジに、カッターを使って縦と横に切り込みを入れます。
格子柄を作るように6マス〜9マスの四角を作るイメージです。
※カッターを使用する際はご注意ください。
4.花や草木を、マグカップに合わせてカットします。
長すぎる茎はカットして、水に浸かってしまう葉は取り除いておきましょう。
茎をカットする場合はナナメにしておくと、挿しやすく、水分を吸収しやすくなるので長持ちしやすいですよ。
5.スポンジに花や草木を挿していきます。
真ん中や横だけでなく、前や後ろにも挿すとと作品に奥行きが出ます。
また、高さに差をつけると立体感のある生け花になりますね。
6.マグカップに水を入れたら完成です。
スポンジなら挿し直しがしやすいので、生け花に慣れていない人や初めてさんにもおすすめです。
マグカップの色や柄に合わせて花を選んでみても楽しいですね。
お気に入りのマグカップでチャレンジしてみてください!
こちらの簡単生け花の方法は動画でもご紹介しています。
まずは簡単な生け花から始めてみよう!
今回は、お家でできる簡単生け花の方法をご紹介しました。
本格的な道具がなくても、お花に関する知識がなくても始められる生け花のやり方です。
お家で過ごす時間に、お子様と一緒に家族で楽しんでみませんか?
季節のお花を生けたりすると、さらに生け花らしくなりますよ。ぜひ、こちらのページも参考にしてみてくださいね。