基礎のおけいこ
ばら
2021.02.14
稽古でお弟子さんがいけた花を紹介します。
ばらと雪柳の出会いが素敵で、春らしい雰囲気の作品です。
この作品は立花新風体という様式で、最低限の決まり事はあるのですが、型がなく、作者が植物と対話して作品を作り上げていきます。型がないため、正解がなくとても難しいです。この方もうんうんと唸りながら制作していました。ばらの扱いはすぐに決まったのですが、それに合わせる雪柳に苦労されたようです。
なかなかうまくいかないのがいけばなで、時には苦しいときもありますが、そこがいいところなのではないでしょうか。簡単に手軽にできるものもいいですが、難しいことに真剣に取り組むということに価値を感じる方も多いのではないかと思います。
全3回の体験レッスンを実施しています。いけばなに興味を持った方は気軽にお越しください。
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