基礎のおけいこ
山茱萸
2021.02.21
稽古でお弟子さんがいけた花を紹介します。
山茱萸(さんしゅゆ)を生花(しょうか)という伝統的な様式にいけられました。枝振りが様々で、それを型の中で適材適所に配することで、それぞれの枝の魅力が顕れながら、全体として調和の取れた美しい姿になります。まだ入門して3年程度の方ですが、とても上手に入っていると思います。
この山茱萸のように、花のついた木を花木(かぼく)と呼びます。花木の生花は、撓めるという技術が必須なので、最初は苦労します。しかし。慣れてくるとその時に出会った枝によって形が随分変わるので、そこが面白いと感じるようになるのではないでしょうか。
今の時期は花木が豊富な時期で、様々な花木を稽古します。梅、桜、木瓜、連翹などそれぞれに特徴があって、楽しみは尽きません。
全3回の体験レッスンを実施しています。いけばなに興味を持った方は気軽にお越しください。
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